ブックタイトルきらり 2016年12月号 No.189

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概要

きらり 2016年12月号 No.189

わたしの家庭菜園なにをつくろう? 防寒対策 被覆資材の活用これから、気温が低くなる季節。野菜の生育の適温を保つための被覆資材を紹介します。気温が低いときはビニールなどを掛けてやると、早い時期から種まきができる。掛けたままにしておくと蒸れてしまうことがあるので、トンネルの裾を上げるなど換気に注意する。【トンネル】北風を防ぐと防寒になるので、北、西などに風除けを設置するとよい。【風除け】低温期に地温を上げて生育を促したり、土をやわらかく保ち野菜の健全な生育をはかったり、土のはね返りを防いで病害を軽減したり、雑草の生育を防ぐなどの効果がある。使用目的に適したマルチ資材を選ぶ必要がある。温度は、透明>紫>緑>黒(フィルムの色)の順に高くなるが、透明は草が生える。【マルチ】ビニールトンネル【べた掛け】畝に支柱をかまぼこ型に曲げて挿し、ビニールをかぶせる。回りは土やひもで抑える。ひもの場合は、杭が必要。寒冷紗のトンネルかんれいしゃ上からかん水ができて、蒸れることもない。保温は期待できないが、露地よりは早く栽培できる。マルチ用ポリフィルムと土壌表面に空間ができないように張る。一定の間隔で切り目を入れて植え付ける。一定の間隔で穴をあけてあるフィルムもある。もっとも簡単な被覆方法。不織布や割布、寒冷紗などを直接葉の上に覆うことで、寒害の防止に役立つ。