ブックタイトルDISCLOSURE 2020

概要

DISCLOSURE 2020

経営資料（単体ベース）72 DISCLOSURE 2020（５）退職給付費用およびその内訳項目の金額勤務費用680百万円利息費用109百万円期待運用収益△116百万円過去勤務費用の費用処理額△1百万円数理計算上の差異の費用処理額0百万円小計672百万円特定退職金共済制度への拠出金122百万円合計795百万円（６）年金資産の主な内訳国内債券31.9％国内株式6.0％外国債券4.8％外国株式6.3％短期資金1.6％一般勘定49.4％合計100.0％（７）長期期待運用収益率の設定方法に関する記載年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在および予想される年金資産の配分と年金資産の構成する多様な資産からの現在および将来期待される長期の収益率を考慮しています。（８）割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項割引率0.78％長期期待運用収益率1.36％過去勤務費用の処理年数10年数理計算上の差異の処理年数10年２．特例業務負担金の将来見込額人件費（福利厚生費）には、厚生年金保険制度および農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条に基づき、旧農林共済組合（存続組合）が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金207百万円を含めて計上しています。なお、同組合より示された令和２年３月現在における令和14年３月までの特例業務負担金の将来見込額は、2,453百万円となっています。Ⅷ．税効果会計に関する注記１．繰延税金資産および繰延税金負債の発生原因別の主な内訳等（１）繰延税金資産および繰延税金負債の内訳繰延税金資産退職給付引当金1,747百万円貸倒引当金377百万円賞与引当金201百万円CE等施設撤去損失引当金43百万円資産除去債務54百万円資産評価差額および減損額821百万円その他640百万円繰延税金資産小計3,887百万円評価性引当額△1,676百万円繰延税金資産合計（A） 2,210百万円繰延税金負債前払年金費用229百万円資産除去債務相当固定資産22百万円その他有価証券評価差額金37百万円資産評価差額156百万円法人税法上の負債調整勘定12百万円繰延税金負債合計（B） 458百万円繰延税金資産の純額（A）－（B） 1,752百万円（２）法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因法定実効税率27.6％（調整）交際費等永久に損金に算入されない項目3.0％受取配当金等永久に益金に算入されない項目△5.5％事業分量配当金の損金に算入された項目△5.1％住民税均等割等1.3％評価性引当額の増減△3.8％その他1.5％税効果会計適用後の法人税等負担率19.0％Ⅸ．資産除去債務に関する注記１．貸借対照表に計上しているもの（１）当該資産除去債務の概要当JAの事業用施設の一部について、土地所有者と事業用定期借地権付の不動産賃貸借契約を締結しており、定期賃借期間終了による原状回復義務に関し資産除去債務を計上しています。また、一部の事業用資産に使用されている有害物質を除去する義務に関しても資産除去債務を計上しています。（２）当該資産除去債務の金額の算定方法資産除去債務の見積りにあたり、支出までの見込期間は１年～30年、割引率は0.0％～2.0％を採用しています。（３）当年度末における当該資産除去債務の総額の増減期首残高177百万円有形固定資産の取得に伴う増加額29百万円時の経過による調整額２百万円資産除去債務の履行による減少額△12百万円期末残高197百万円Ⅹ．その他の注記１．子会社の清算等株式会社香川県農協電子計算センターは令和元年９月30日に事業を終了し、事業を当JAに譲渡したことから、令和２年3月24日付をもって清算結了しました。有限会社ラ・フレーズは令和元年６月28日に株式の全部譲渡を行い、当JAとの資本関係を解消しました。株式会社フジフーヅは平成31年３月31日に解散し、特別清算手続を行っています。