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概要

DISCLOSURE 2020

行政JA全中JA中央会貯金保険機構JAバンク会員の経営健全性確保JAバンク支援協会系統債権管理回収機構連携破綻時の支援破綻未然防止の支援不良債権の管理回収協力・連携経営改善指導組合員・利用者JA 信連(JAバンク県本部)農林中金(JAバンク中央本部)JAバンク基本方針○JA等の経営状況のモニタリング○JA等に対する経営改善指導○JAバンク支援基金等による資本注入などのサポト等○実質的に一つの金融機関として機能するような運営システムの確立○共同運営システムの利用○全国どこでも統一された良質で高度な金融サビスの提供安心農林中金への指導権限の付与など再編強化法(農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律)破綻未然防止システム一体的事業推進金融サービスの提供の充実便利破綻未然防止システム破綻未然防止のためのJAバンク独自の制度貯金保険制度貯金者等保護のための公的な制度当JAの貯金は、公的制度である「貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)」と、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」との二重のセーフティネットで守られています。組合員・利用者から一層信頼され利用される信用事業を確立するために、「再編強化法(農林中央金庫および特定農水産業協同組合等による信用事業の再編および強化に関する法律)」に則り、JAバンク会員(JA・信連・農林中金)総意のもと「JAバンク基本方針」に基づき、JA・信連・農林中金が一体的に取り組む仕組みを「JAバンクシステム」といいます。「JAバンクシステム」は、JAバンクの信頼性を確保する「破綻未然防止システム」と、スケールメリットときめ細かい顧客接点を活かした金融サービスの提供の充実・強化をめざす「一体的事業運営」の2つの柱で成り立っています。「破綻未然防止システム」は、JAバンクの健全性を確保し、JA等の経営破綻を未然に防止するためのJAバンク独自の制度です。具体的には、(1)個々のJA等の経営状況についてチェック(モニタリング)を行い、問題点を早期に発見、(2)経営破綻に至らないよう、早め早めに経営改善等を実施、(3)全国のJAバンクが拠出した「JAバンク支援基金※」等を活用し、個々のJAの経営健全性維持のために必要な資本注入などの支援を行います。※2019年3月末における残高は1,706億円となっています。良質で高度な金融サービスを提供するため、法令等を遵守したうえでJAバンクとして商品開発力・提案力の強化、共同運営システムの利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事業運営の取組みを展開しています。貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、貯金者等を保護し、また、資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする制度で、銀行、信金、信組、労金などが加入する「預金保険制度」と同様の制度です。より安心な金融機関としての信頼を得るために、JAバンクでは「破綻未然防止システム」と「貯金保険制度」により「JAバンク・セーフティネット」を構築しています。この仕組みによって、組合員・利用者の皆さまにより一層の「安心」をお届けします。◆ 「JAバンクシステム」の仕組み◆ 「破綻未然防止システム」の機能◆ 「一体的事業運営」の実施◆ 貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)◆ 「JAバンク・セーフティネット」の構築JAバンク・セーフティネット(貯金者保護の取組み)JAバンク・セーフティネット(貯金者保護の取組み)28 DISCLOSURE 2020