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概要

DISCLOSURE 2020

香川大学との包括連携協力に関する協定締結調印式ここね飯山当JAは、協同組合として、農業の発展と豊かな地域社会の実現に向けて、事業活動を展開しています。また、JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけでなく、地域の協同組合として、農業や助けあい活動を通じた社会貢献に努めています。当JAでは、新型コロナウイルス感染症の影響による農畜産物の消費低迷を踏まえ、「農業振興・地域活性化積立金」の支出計画に農業経営の安定化を目的とした「新型コロナウイルス感染症緊急対策事業」(計画額2億円)を設定しました。また、「新型コロナウイルス感染症対策相談窓口」を設置し、新型コロナウイルス感染症により影響を受けた方からの運転資金等の緊急の借入相談、既存融資の条件変更等についてのご相談を受け付けています。さらに、国が支給する持続化給付金については、組合員の皆さまへの情報提供や給付額の試算などの申請支援を行っています。JAグループ香川は、「産」と「学」が連携し、共同研究を推進することで香川県の農業振興や地域の発展に貢献する人材の育成、地域社会の活性化を図ることを目的に、令和元年6月に香川大学と包括連携協力に関する協定を締結しました。当協定の一環として、「准組合員の意思反映・運営参画のあり方についての共同研究」を行い、准組合員との関係強化に向けた方策を検討しました。また、組合員宅に職員が月に1回訪問する「一日訪問」を通じていただいた意見を定期的に集約し、組合員との対話活動を事業運営に活かせるよう取り組んでいます。平成31年1月に締結した生活協同組合コープかがわとの包括連携協定に基づき、生産者(当組合の組合員)と消費者(コープかがわの組合員)を結びつけて、地域の拠り所となる店舗づくりに取り組み、令和元年10月1日に三木とれとれ市に隣接して「ココステーションみき」が、令和2年5月21日に讃さん広場に隣接して「ここね飯山」がオープンしました。また、生産者の販売チャネルの多様化を目的にコープ太田にインストア産直の開設を予定しています。今後も、「豊かで暮らしやすい地域社会づくり」をコンセプトに、農産物直売所の共同運営、中山間地域や高齢者などを対象とした買い物支援等に取り組むとともに、生産者と消費者の結びつきによる地域の活性化と農業所得の向上を目指します。当JAは令和2年3月に香川県と「災害時における物資の保管に関する協定」を締結しました。この協定は、大規模災害発生時に、救援物資保管場所として当JAが所有する倉庫等の施設を県や市町に貸与し、物資拠点等の充実を図ることを目的としたもので、県下全域を対象とした県単一JAのスケールメリットを活かした協定となっています。◆ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応◆ 香川大学と包括連携協力に関する協定を締結◆ 生活協同組合コープかがわとの連携◆ 香川県と災害時における物資の保管に関する協定を締結社会的責任と貢献活動社会的責任と貢献活動18 DISCLOSURE 2020