ブックタイトルDISCLOSURE 2020

概要

DISCLOSURE 2020

JA香川県無料職業紹介所『アグリワーク』のしくみJA香川県無料職業紹介所『アグリワーク』求職申込地域住民（求職者）求人申込農家（組合員）（求人者）紹介・斡旋面接・雇用契約担い手サポーター53名が1,382先（2,707回）の担い手農家を訪問し、課題解決や所得増大をめざし、農業経営支援システムを活用して127先に対して経営計画を提案しました。特に、若手農業者や経営が厳しい担い手農家に対しては、経営分析を行い、農業改良普及センター等の行政とも連携し、経営改善への支援策を提案しました。また、農業者が抱える課題や要望を把握してニーズに即した事業を展開するため、年齢や栽培品目、経営規模別等に少人数単位の意見交換会を地区ごとに開催し、166名の参加をいただきました。農業者の労働力不足解消のため、無料職業紹介所「アグリワーク」を通じて求人者（農業者）と求職者（働き手）とのマッチングを行い、158件の紹介・斡旋を行いました。求人情報は、毎月の組合員向け広報誌「きらり」やホームページに加え、あぐりナビ農業事業者向けサービスのホームページに広告を掲載し、周知とPRを継続しています。また、「農業振興・地域活性化積立金」を活用した事業で、県民向けに広く周知する方法・手段として、「四国新聞求人ウイークリーJOB」に年2回（6月と10月）、求人情報および各地区の農業に関する働き手相談会の案内を掲載しました。さらに、労働力確保支援事業により、「アグリワーク」を通じて求人した農業者66名に対し、経費の一部を助成しました。記帳代行・確定申告支援等を通じて農家所得の効率化支援を行うため、235名の記帳代行業務を実施しました。農作業による万一の事故発生に備え、加入窓口である「特別加入団体」（特定農作業従事者、指定農業機械作業従事者）および「労働保険事務組合」（中小事業主）を設置して加入促進を実施しており、加入数者は合計455名となりました。生産者のニーズに合った営農指導等を行うことができる人材を育成するため、JAグループ内の資格取得者の養成に取り組み、「営農指導員」は５名、「農家経営指導員」は８名が新規に資格を取得しました。また、税務・労務・マーケティング等の多様な視点から営農指導を行うことができる人材を育成するため、日本政策金融公庫が実施する「農業経営アドバイザー」に２名が合格しました。また、当JAの営農指導業務を担当する職員261名を「営農指導員」として認定し、生産者を巡回・訪問しています。安全・安心な農畜産物を消費者に提供するため、395件の残留農薬検査、39件の米DNA鑑定分析、4件の肉豚衛生検査等を行いました。また、県下の農産物直売所における出品食品の表示調査および加工食品の抜き取り検査を行いました。◆ JA香川県無料職業紹介所「アグリワーク」◆ 担い手経営体への支援◆ 記帳代行を通じた農家経営支援◆ 労災保険加入促進◆ 職員教育◆ 安全・安心な農畜産物の提供DISCLOSURE 2020 15農業振興活動