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概要

DISCLOSURE 2020

10,00011,00012,00013,00014,00015,00016,00017,00019,00018,000平成29年度平成30年度令和元年度(単位:億円)貯金残高推移個人貯金その他15,6102,63316,0112,61715,1412,4920600400200平成29年度平成30年度令和元年度8001,0001,2001,4001,6001,8002,000(単位:億円)貸出金残高推移ローン その他9508259281,045937908令和元年度は、「農業と地域に全力投球」をスローガンに掲げた「第6次中期経営計画」と「第6次営農振興3か年計画」の初年度として、「農業者の所得増大」、「農業生産の拡大」、「地域の活性化」を基本目標に掲げた「JA自己改革」に継続して取り組むとともに、将来にわたって持続的な経営を行うために「組織・経営基盤の強化」に取り組みました。具体的には、将来にわたり組合員と地域の皆さまに必要とされる組織をめざして「農業振興プラン」、「地域活性化プラン」、「組織・経営強化プラン」の3つのプランを設定し、さらに実践に向けた新たな行動計画として、「農業振興・地域活性化アクションプログラム」を設定して取り組みました。経営管理面においては、組織内におけるコンプライアンス意識の定着化に継続して取り組むとともに、経営の健全性と透明性を確保し、令和元年度から導入された会計監査人監査に対応するため、内部統制整備の高度化と運用定着化に取り組みました。今後も、組合員・利用者の皆さまからの信頼に応えることができるよう、全役職員の力を結集して事業活動に取り組んでまいります。令和元年度の事業取扱高については、貯金、貸出金は事業計画目標を達成しましたが、長期共済新契約高、購買品供給高、販売品取扱高は目標を達成することができませんでした。経営収支については、共済事業、購買事業、販売事業の事業総利益は事業計画目標を下回りましたが、信用事業総利益は事業計画目標を上回り、全体の事業総利益は266億円となり、事業計画目標を達成しました。また、事業管理費の削減により、事業利益は22億円、当期剰余金は29億円となり、ともに事業計画目標を達成しました。●貯金貯金については、産直店舗等で使用できる農協全国商品券に加え抽選で県産農畜産物等が当たる「合併20周年記念定期貯金『パートナー2019』」を発売するとともに、各種キャンペーンと連携した貯金商品を発売し、個人貯金の残高増強に努めました。また、各支店に複合渉外担当者を配置し恒常的な訪問活動を実施するとともに、窓口にはカウンターアドバイザーを配置し、組合員・利用者一人ひとりの資産状況やニーズに寄り添った提案活動の実践に取り組みました。この結果、令和元年度末の貯金残高は1兆8,628億円(前年対比102.1%)の実績となりました。●貸出金貸出金については、農業メインバンクとしての対応力の強化に向けて、「担い手サポートセンター」と連携した訪問活動の実践を通じて、農業者の金融ニーズの把握および適切な農業資金の提供に努めたことにより、農業融資新規実行額は15億9百万円となりました。また、高松と丸亀に設置したローンセンターを中心とした営業活動により住宅ローン残高の伸長を図った結果、令和元年度末の貸出金残高は、1,973億円(前年対比106.8%)の実績となりました。◆ 全般的概況◆ 信用事業事業の概況(令和元年度)事業の概況(令和元年度)10 DISCLOSURE 2020