ブックタイトルDISCLOSURE 2019
- ページ
- 12/108
このページは DISCLOSURE 2019 の電子ブックに掲載されている12ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは DISCLOSURE 2019 の電子ブックに掲載されている12ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
DISCLOSURE 2019
事業の概況(平成30年度)事業の概況(平成30年度)◆全般的概況平成30年度は、「農業と地域に全力投球」をコンセプトに掲げた「第5次中期経営計画」と「第5次営農振興3ヵ年計画」の最終年度として、「地域の農業を守る」、「地域の食を守る」、「組合員等のくらしを守る」の3つの戦略の実践に取り組みました。具体的には、平成30年度の成果目標を設定した「農業振興・地域活性化プラン」に基づき、「農業者の所得増大」、「農業生産の拡大」ならびに「地域の活性化」を目的に、JA自己改革に取り組みました。経営管理面においては、引き続きコンプライアンスの徹底と経営の透明化を図る取組みを継続するとともに、令和元年度から導入される会計監査人監査の対応に向けて、財務報告にかかる信頼性向上のため、内部統制の整備と運用定着化に取り組みました。今後も、組合員・利用者の皆さまからの信頼に応えることができるよう、全役職員の力を結集して事業活動に取り組んでまいります。平成30年度の事業取扱高については、貯金、貸出金、長期共済新契約高は事業計画目標を達成しましたが、購買品供給高、販売品取扱高は目標を達成することができませんでした。経営収支については、購買事業、販売事業の事業総利益が事業計画目標を下回りましたが、信用事業、共済事業の事業総利益が事業計画目標を上回り、全体の事業総利益は265億円となり、事業計画目標を達成しました。また、事業管理費の削減により、事業利益は21億円、当期剰余金は26億円となり、ともに事業計画目標を達成しました。◆信用事業●貯金貯金については、産直等で使用できる農協全国商品券を景品とした農業振興定期貯金「パートナー2018夏・冬」を発売するとともに、各種キャンペーンと連携した貯金商品の発売、年金受給者の方を対象としたキャンペーンを展開し、個人貯金残高の伸長に取り組みました。さらに、㈱農協観光と連携した商品として旅行定期積金「たびとく」を発売しました。また、「JAバンクCS改善プログラム」を全店舗で継続実施し、組合員や利用者の皆さまの満足度の向上に向けて取り組みました。この結果、平成30年度末の貯金残高は1兆8,243億円(前年対比103.4%)の実績となりました。●貸出金貸出金については、統括店融資課が中心となり、担い手サポーターと連携を図りながら、地域農業活性化資金「サンライズ」と「アグリエース資金」を農業者へ商品提案したことにより、農業融資新規実行額は前年より6億9百万円増加し18億1百万円となりました。また、住宅ローン・マイカーローン等の金利引下げの取扱期間を通年として扱い、残高の伸長を図った結果、地公体向け貸出金は減少したものの、平成30年度末の貸出金残高は、1,846億円(前年対比103.9%)の実績となりました。19,00018,00017,00016,00015,00014,00013,00012,00011,00010,0002,0001,8001,6001,4001,2001,0008006004002000貯金残高推移(単位:億円)個人貯金その他2,6332,4922,41815,61015,14114,641平成28年度平成29年度平成30年度貸出金残高推移(単位:億円)ローンその他970950937908825772平成28年度平成29年度平成30年度10 DISCLOSURE 2019