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概要

DISCLOSURE 2018

担い手サポーター担い手訪問県知事にGI登録を報告ポイントカード20151050 平成29年7月平成30年7月(単位:店舗)ポイントカード取扱店舗推移153農業所得増大、担い手育成、食の安全・安心等に資するために、県下一律に実施する事業に加えて県下7地区で地域の特性に応じた事業を実施し、事業費586百万円に対して助成金119百万円を支出しました。多様化する担い手経営体のニーズに応えるため、担い手サポーターを1 9 名増員し、5 1 名体制で1,100名余りの生産者への個別訪問を行い、74名の担い手経営体や新規就農者等に事業・経営支援策を提案しました。平成29年度における事業提案の具体例として、米麦を中心に栽培する生産者に対して、作業時間の短縮・生産拡大につなげることを目的とした農薬散布用の小型無人機「ドローン」の導入提案があり、当該提案により「ドローン」を導入した生産者は、短縮した作業時間を活用して近隣農家からの散布作業を受託するようになるなど、二次的な効果を創出しています。また、担い手が描く将来像を実現するため、経営状況(農地面積、労働力、農業設備)に応じた経営支援策を提案できるよう、新たに「農業経営支援システム」を導入しました。当該システムを活用し、農業経営規模を拡大する際の実現性をシミュレーションすることで、何が必要かを分かりやすく説明し、JAの強みである総合事業(営農、経済、信用、共済)を活かして担い手ニーズに応えることができるよう多面的・総合的な経営支援策を提案していきます。県産農畜産物のブランド化を進めるため、地理的表示(GI)保護制度への登録に取り組み、香川県生まれの温州ミカンのオリジナル品種「小原紅早生」を申請し、平成29年12月15日に「香川小原紅早生みかん」として県内で初めて同制度に登録されました。現在は「善通寺産四角スイカ」のGI登録に向け、申請を行っているところです。今後も継続してGI登録に取り組み、県産農畜産物のブランド化による高付加価値化に向けて取り組みます。農産物直売所の利用拡大による県内農業生産の拡大と、農産物直売所の利用により県内農業を応援いただいている方への感謝の意を込めて、農産物直売所15店舗でポイントサービス制度に取り組んでいます(取扱店舗数については平成30年7月現在)。また、JAカード取扱い店舗でのJAカードご利用による5%割引、スタンプラリーの実施など、農産物直売所の利用拡大に向け、各種イベント等に取り組んでいます。◆ 営農振興対策事業の実施◆ 担い手経営体への支援◆ 地理的表示(GI)保護制度への登録◆ 農産物直売所の利用拡大に向けた取組み農業振興活動農業振興活動14 DISCLOSURE 2018