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概要

DISCLOSURE 2017

10,00011,00012,00013,00014,00015,00016,00017,00018,000平成26年度平成27年度平成28年度(単位:億円)貯金残高推移個人貯金その他14,0522,05114,2702,17814,6412,4180600400200平成26年度平成27年度平成28年度8001,0001,2001,4001,6001,8002,000(単位:億円)貸出金残高推移ローンその他895737890764970772平成28年度は、「農業と地域に全力投球」をコンセプトに掲げた「第5次中期経営計画」と「第5次営農振興3ヵ年計画」の初年度として、「地域の農業を守る」、「地域の食を守る」、「組合員等のくらしを守る」の3つの戦略の実践を自己改革として取り組みました。自己改革の具体的数値目標の取組みとして、「農業振興・地域活性化プラン」を策定し、「農業者の所得増大」、「農業生産の拡大」ならびに「地域の活性化」を目的に、JAが将来にわたって「地域になくてはならない存在」と言ってもらえる組織をめざして、組合員・地域の皆さまとのつながりをさらに強化する活動に取り組みました。業務改善計画の取組みについては、コンプライアンス経営に継続して取り組んだ結果、平成29年3月24日に香川県知事名で「業務改善命令に係る履行状況の報告義務の解除について」の通知を受け、事実上、業務改善命令が解除されました。命令解除を新たなスタートラインとして、今後も引き続きコンプライアンスの徹底と経営の透明化を図り、組合員・利用者の皆さまからの信頼に応えることができるよう、全役職員の力を結集して事業活動に取り組んでまいります。事業取扱高については、貯金、貸出金、長期共済新契約高、販売品取扱高は事業計画目標を達成しましたが、購買品供給高は目標を達成することができませんでした。経営収支については、共済事業、販売事業の事業総利益は事業計画目標を上回ったものの、信用事業、購買事業の事業総利益が事業計画目標を下回ったことから、全体の事業総利益は263億円となり、事業計画目標を達成できませんでした。しかしながら、事業管理費の削減により、事業利益は18億円、当期剰余金は23億円と、ともに事業計画目標を達成しました。●貯金貯金については、産直等で使用できる農協全国商品券を景品とした農業振興定期貯金「パートナー2」を発売するとともに、各種キャンペーンと連携した貯金商品の発売、年金受給者の方を対象としたキャンペーンを展開し、個人貯金残高の伸長に努めました。また、「JAバンクCS改善プログラム」を全店舗で継続実施し、組合員や利用者の皆さまの満足度の向上に向けた取組みを行いました。この結果、平成2 8 年度末の貯金残高は1 兆7,060億円(前年対比103.7%)の実績となりました。●貸出金貸出金については、農業者に対する資金需要に柔軟に対応できる商品として地域農業活性化資金「サンライズ」を発売しました。また、住宅ローン・マイカーローン等は、金利引下げキャンペーンによる実績残高の伸長を図った結果、平成28年度末の貸出金残高は、1,743億円(前年対比105.3%)の実績となりました。リスク管理債権額は47億円で、不良債権比率は2.69%となりました。◆ 全般的概況◆ 信用事業事業の概況(平成28年度)事業の概況(平成28年度)10 DISCLOSURE 2017