ブックタイトルdisclosure2015

概要

disclosure2015

中期経営計画■中期経営計画＜ビジョン＞第４次中期経営計画（平成25年度～平成27年度）組合員・地域のみなさまからの信頼度・満足度、地域№１になる。～私が好きなJAはみんなが好きなJAへ～＜設定の趣旨＞今、わが国は、東日本大震災の発生や過度な市場経済に偏重していることへの反省から、人間本来のつながりを大切にしようとする価値観の変化がみられます。一方、当JAは、支店統廃合や広域人事異動などの実施により組合員・地域のみなさまとの距離が広がったことから、いま一度「組合員・地域とのつながり」の強化を求める声が高まっています。このような中、当JAは、農業を起点に地域のみなさまや地域の自然環境と結びついているという他の業態にはない特色を持っており、食と農を核とした総合事業展開により農業と地域に貢献していくことが使命であると考えています。将来にわたってこの使命を果たしていくためには、協同組合の拠り所である人のつながりを深めることが不可欠であると考えています。そこで、農業協同組合の原点に立ち返り、相互扶助の精神で組合員・地域のみなさまの立場に立った心ふれあう事業活動を通じて、人のつながりを深め、５年先には組合員・地域のみなさまに信頼され、心から満足いただける「信頼度・満足度、地域№１」を目指すものです。戦略・重点施策＜戦略＞（１）【JAファンづくり】組合員・地域のみなさまとの「心のつながり」を大切にする事業の展開食の「安全・安心」と、組合員・地域のみなさまとの「つながり」を強化するため、組合員・地域のみなさまのニーズ、ライフステージに合わせたイベント開催や商品・サービスの提供、親近感と信頼感を高める訪問活動の展開等により、組合員・地域のみなさまに共感される活動を行います。（２）【JAを支える人づくり】組合員と共に成長し、地域やJAの「次代を担う人材」の育成組合員、役員および職員が一体となり地域に根ざした協同組合運動を展開するため、‘使命（Mission）’をやりがいに感じ、‘情熱（Passion）’をもって‘行動(Action)’できる次世代を担う地域のリーダー的人材や幅広い知識とリーダーシップを発揮できる将来のJAの中核を担う人材の育成を行います。（３）【次代につながるJAづくり】地域から信頼され「生き残る経営」への革新と経営体質の強化地域社会から信頼される組織となるようコンプライアンス態勢・リスク管理態勢のさらなる整備を図ります。また、各事業部門が自らの収支確保に取り組む部門別責任体制を構築するとともに、中央会や信連等との県域組織整備を見据えて、組織内一体感の強化によりスピード感をもった意思決定や実践ができる組織に再編し、全役職員が経営理念やビジョンを共有することにより総合力を発揮し、健全なJA経営を行います。004 DISCLOSURE 2015