ブックタイトルアイパル通信(2021年 冬号)

概要

アイパル通信(2021年 冬号)

アイパル訪問を受け入れました　（公財）香川県国際交流協会では、多文化共生や異文化に対する理解の増進を図るため、教育機関などからの要請に応じ、アイパル香川への訪問を受け入れています。　11月２日、香川大学附属高松小学校５年生の子どもたち36名が、新しく着任した韓国とカナダ出身の国際交流員に香川の魅力を紹介するため、アイパル香川を訪れました。この日のために、外国語科の授業の中で紹介に必要な英語や発表の仕方を４週間かけて学んできた子どもたちは、「オススメのうどん屋」や「紅葉の時期の栗林公園」など、県内のとっておきスポットを流暢な英語で紹介し、交流を楽しみました。２名の国際交流員は、これからの香川生活が一層楽しみになったそうです！皆さんぜひアイパルを訪問して下さい。詳細は、アイパル香川HPをご覧ください。　http://www.i-pal.or.jp/houmon/　初めまして、カナダから来たギド・カルデリニです。ギドと呼んでください。10月下旬に香川県の国際交流員として着任しました。　カナダ人の5人に1人が外国出身と言われていますが、私も生まれ育ったのは南米アルゼンチンです。14歳のときに家族とカナダに移住し、オタワ川を挟んでオタワ市と隣接するケベック州のガティノーという町で暮らし始め、その数年後にはカナダ国籍を取得してカナダ人となりました。　香川県は初めてですが、日本に来るのは今回で4回目になります。初来日の2012年は、愛媛県にある工場でインターンシップを経験し、このとき日本がとても好きになりました。男祭りと言われる新居浜太鼓祭りが特に印象に残っています。その翌年大学を卒業し、2014年から2016年までは福島県で外国語指導助手(ALT)として高校生に英語を教えました。これも忘れられない貴重な時間になりました。その後帰国しましたが、日本が恋しくて、2017年の夏に3か月間ボランティアとして農家の仕事を手伝わせてもらいながら、日本全国を旅して周りました。山梨県の桃が特に美味しかったです。　香川県に到着し、皆さんに温かく歓迎していただいたときに、これからの生活は楽しいものになると確信しました。国際交流員として、香川県の皆さんにカナダやケベック州のことを紹介するとともに、香川県のこともいろいろと学んでいきたいと思っています。自分にルーツのあるスペイン語、フランス語、英語、そして日本語の4つの言語で皆さんと交流できることを楽しみにしています。　どうぞよろしくお願いします。　アンニョンハセヨ！韓国から来ました、国際交流員のジョン・チェヨンです。美術館巡りが趣味なので、アート県香川で国際交流員として活動できることになり、とても嬉しく思っています。　私は韓国の首都ソウル市の西大門区で生まれ育ちました。この地名は、昔都を守るために建てられた4つの門のうち、都の西に位置する門があったことに由来しています。この地区には大学がたくさんあって、若者たちが集まる新村という繁華街が有名です。また、西大門区と隣の地区にまたがっている仁王山という山は、朝鮮時代の王様の宮殿や、韓国の大統領官邸である「青瓦台」に接していることで歴史上よく知られています。また、この山は昔から霊験あらたかでよい気を発していると言われており、この山に向かって願いを込めて祈る人もいます。週末には山登りをする人が多く、私も小さい頃から家族とよくピクニックに行っていました。　香川県に来てまだ数ヶ月ですが、たくさんの方に歓迎していただき、すぐここでの生活に慣れることができました。これから国際理解講座や語学講座等を通して、韓国の文化を楽しくお伝えしていきたいと思っています。今のわくわくした気持ちを忘れず、精一杯頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。新しく就任した国際交流員を紹介します!ギド・カルデリニ出身：カナダ　ケベック州ガティノー市趣味：ジョギング、読書（特に哲学の本）、語学特技：逆立ち、ジャグリングジョン・チェヨン出身：韓国ソウル市趣味：美術館巡り、映画鑑賞特技：写真撮影、映像編集ドキドキしながら発表の準備この日のためにいっぱい練習しました！みんなで記念に、集合写真！香川の魅力、しっかり伝わりましたすっかり仲良くなったよ！3 アイパル通信　2021　冬号