ブックタイトルたかまつらっこ2021

概要

たかまつらっこ2021

　核家族化の進行、地域社会におけるつながりの希薄化、ひとり親家庭の増加、児童虐待の深刻化、経済的に困難な状況にある世帯における子どもたちへの貧困の連鎖など、子どもと家庭を取り巻く環境は大きく変化しています。　こうしたことから、子どもを生み育てる喜びが実感できる社会の実現、次代を担う子どもたちが未来を生き抜く力を身に付けることができる社会の構築など、子どもや子育て家庭を社会全体で支援していくことが喫緊の課題となっています。　このような中、国や県の動向の変化、市の子育て支援の現状を踏まえ、『第２期高松市子ども・子育て支援推進計画（高松すくすく子育てプラン）（令和２年度～令和６年度）』を策定し、計画的に施策を推進しています。計画策定の背景と目的計画の位置付け　次世代育成支援対策推進法に基づく「市町村行動計画」、及び高松市子ども・子育て条例第１０条に規定する推進計画として策定するとともに、第６次高松市総合計画の子ども・子育てに関連する分野の部門別計画として位置づけ、子ども・子育支援法第61 条に基づく子ども・子育て支援事業計画を一体的なものとして策定しています。※平成25年度は、「思う」、「思わない」、「どちらともいえない」、「その他」の４択であり、（ ）内は「どちらともいえない」と回答した割合である。平成30年度は、「思う」、「どちらかといえば思う」、「どちらかといえば思わない」、「思わない」の４択であり、「思う」、「どちらかといえば思う」と答えた保護者の割合を結果として掲載している。令和６年度も平成30年度同様に、「思う」、「どちらかといえば思う」を目標数値とし、中学生の保護者へのアンケートも実施する。計画の期間数値目標施策の体系　子ども・子育て支援法に規定する５年間（令和２年度～令和６年度）を計画期間としています。　基本理念の実現を目指し、次のとおり、数値目標を定めています。高松市は「子育てしやすいまちだと思う人」の割合平成25年度アンケート調査平成30年度区 分 アンケート調査 令和６年度 目標数値就学前児童の保護者48.4％（39.9％） 84.7％ 90.0％小学生の保護者45.0％（40.4％） 82.8％ 85.0％中学生の保護者85.0％みんなで子育て　　　笑顔かがやくまち たかまつ基本理念 基本目標 基本方向 基本施策1-Ⅰ 子どもの心身の健やかな育ちへの支援1-Ⅱ 健やかな成長を促す学びへの支援1-Ⅲ 配慮を要する子どもと保護者への支援1.子どもの成長への支援高松市で育つ全ての子どもが　　　幸せに暮らせる環境づくり2-Ⅰ 地域における子育て支援2-Ⅱ 子育てと仕事の両立支援2.子育て家庭への支援3.子どもの成長・ 3-Ⅰ 子どもにとって安全・安心な環境づくり子育て家庭を支える環境づくり3-Ⅱ 子どもの成長・子育て家庭を支える人材育成とネットワークづくり※計画（全体と概要版）は、市ホームページを御覧ください。100ワンチームで子育て