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概要

たかまつらっこ2021

赤ちゃんの子育てのヒント夫婦二人で育児のスキルアップ 赤ちゃんが夜に数時間まとめて眠れるようになるには、個人差がありますが、生まれてから3~4か月かかります。それまではお母さんの睡眠時間も細切れになるので、家事も育児も一人で抱え込んでしまうと、体力も気力も消耗してしまうでしょう。だからこそ、新生児のうちからお父さんの出番を作ることが大切。夫婦ともに育児の初心者のうちから、一緒に育児スキルを高めていけるからです。まず、夫婦で育児のルールづくりをすることをお勧めします。産後数か月の大変な時期を、夫婦で協力して赤ちゃんを育てた経験は、家族の絆を強くしていくことでしょう。 赤ちゃんが泣いたら「○○してほしい」のサイン。 泣き声が聞こえたらできる限り早くそばに行って、「なぜ泣いているのかな?」と目を見ながら声をかけて、抱っこしてあげましょう。毎日赤ちゃんのニーズを探り欲求を満たしているうちに、親(養育者)は赤ちゃんのサインを読み取れるようになっていきます。それと同時に、赤ちゃんのほうも表情や泣き方を工夫することを学んでいます。そのうちに、「泣いたらすぐに応えてもらえた」経験が重なって、赤ちゃんは親(養育者)への信頼感を高め、親子の愛着関係が形成されていくのです。 まだ言葉でのやりとりはできませんが、赤ちゃんの目を見てたくさん話しかけてあげましょう。赤ちゃんは、お母さんやお父さんの声や表情や動きも合わせて、どんどん記憶しています。そのスピードは大人の比ではありません。 赤ちゃんがじーっと見ているものがあれば、一緒に観察して、「お花が咲いているね。赤くてきれいね~。」というように、子どもの気持ちを代弁するように言葉をかけてやります。次第に、見ている物とお母さんやお父さんが話した言葉の意味が一致していきます。子どもの視線の先、感じている気持ちに寄り添うことが大切です。 夕食の後片付けが済んだら、お父さんに赤ちゃんのお世話や寝かしつけを任せて、お母さんは24 時までフリータイム。ひとりでお風呂に入ったり、仮眠したり、好きなことをしたり。ほっと一息ついて、夜中の育児に備えましょう。 お父さんは、授乳後のげっぷ、あやして遊ぶ、オムツ替え、寝かしつけまで自分でやってみましょう。何日も続けるうちに、一人でできるようになります。薄手のバスタオルや布でくるんで、赤ちゃんを抱いて優しく揺らしながら眠らせます。そっと、おしりから布団に置いて、10 秒数える。手は添えたまま。ゆっくりゆっくり、手と体を赤ちゃんから離す。泣いたらすぐに応えて愛着形成 何かしている途中でも手を止めて、赤ちゃんの欲求に応えることを優先しましょう。料理中は火の始末を忘れずに! 掃除や洗濯が途中になっても、仕方ないと割り切って…。子どもの見ている物や感じていることを言葉に 「いないいない、ばー」と言いながら顔が出てくると、子どもは喜びます。少し成長すると、子どもは真似をして「ばー」と言ったり、手やタオルで顔を隠して「いないいない」という動作をするようになります。子どもの中で、動作と言葉がつながったのです。それを見た大人が喜んでほめてくれると、またやってみようと思うのです。寝た子を起こさず布団へそのヒント1そのヒント2そのヒント3寝かしつけのコツそっと、頭を布団に置いて、10 秒数える。手は添えたまま。いないいないばぁそーっとバーたとえばこんなルール98ワンチームで子育て