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概要

アイパル通信(2020年 夏号)

かがわ外国人センターの開設から1年がい こく じん そう だん し えん昨年4月の出入国管理法の施行に伴う外国人住民の増加に対応するため、生活全般に関するワンストップ相談窓口として「かがわ外国人相談支援センター」が開設されてから1年が経ちました。そこで、センターにおける1年間の相談状況についてご紹介します。センターへの相談の傾向 昨年度は202件の相談が寄せられました。相談内容は多岐にわたりますが、特に日本語の習得や雇用・労働、在留資格に関するものが多くを占めています。相談を通し、日本語を習得することでよりよい就労機会を得て、安定した生活を送りたいと考えている外国人住民の方が多いことが分かりました。Q:日本語を勉強したい。A:アイパル香川には日本語講座がありますが、住んでいる場所が遠いなどの理由で、通うことが難しい場合は、地域の日本語講座を紹介します。また、1時間あたり¥1,000と交通費はかかりますが、個人指導してくれる日本語指導ボランティアを紹介することもできます。Q:転職したいので、必要な手続きを知りたい。A:転職後の職務内容が同じ場合は、転職後14日以内に出入国管理局で「所属機関等に関する届出」をしてください。今持っている在留資格で許されている活動範囲外の職種に転職する場合は、転職前に「在留資格変更許可申請」をしておかなければ、「資格外活動」と判断され、在留資格を取り消される場合もあるので、必ず申請をしてください。相談例香川の現況 県内の外国人住民数は、令和元年6月の時点で13,385人と、5年前に比べ約1.5倍となり、県人口(957,430人)に占める割合は、1.4%となっています。国籍・地域別では、アジア地域出身者が全体の約8割を占めています。また、在留資格別では、技能実習が45.8%と最も多く、そのあと永住者、留学と続きます。外国人労働者の受入拡大やグローバル化を背景に、日本語や日本社会についての理解や知識が十分でない外国人住民が、今後更に増加すると予想されています。チラシや携帯用カードをご希望の方は、ホームページ(http://www.ipal.or.jp/soudan/)からダウンロードいただけますので、ご活用ください。かがわ外国人相談支援センター●場 所●相談日・時間●相談方法●窓口対応言語●外部通訳サービス対応言語●簡易通訳機対応言語アイパル香川2階 香川県国際交流協会事務室内火曜日-日曜日 9:00-16:00(ただし、アイパル香川休館日はセンターも休み)対面、電話(087-837-0411)、E-Mai(l soudan@i-pal.or.jp)4言語(日本語・中国語・英語・ポルトガル語)19言語(英語・中国語・韓国語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・マレー語・タガログ語(フィリピン)・ネパール語・ミャンマー語・クメール語(カンボジア)・ポルトガル語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ロシア語・モンゴル語・シンハラ語(スリランカ))74言語※Facebookでも外国人住民の方向けのお役立ち情報を多言語で発信しています!ぜひ、「いいね!」をお願いします。センターでは、外国人住民の皆さんが安心して生活するためのサポートをしています。来館や電話のほか、メールでの相談も可能ですので、お気軽にご利用ください。なお、センターのPR公益財団法人香川県国際交流協会 I-PAL Kagawa出典:法務省「在留外国人統計」/平成31年及び26年6月末現在、香川県統計情報データベース/平成31年6月1日現在中国3,999人ベトナム3,047人フィリピン1,937人インドネシア890人韓国 850人ペルー 398人ミャンマー 367人カンボジア 307人米国 186人ブラジル 183人その他76カ国1,221人国籍・地域別86ヵ国(計13,385人)技能実習6,131人永住者2,736人留学 712人特定活動 692人定住者 678人特別永住者 646人技術・人文知識・国際業務542人日本人の配偶者等 531人家族滞在 321人永住者の配偶者等 115人その他 281人在留資格別(計13,385人)日本語習得43件雇用・労働29件入管手続24件結婚・離婚・DV等19件翻訳・通訳15件社会保険・医療11件子供の教育 10件住居 9件年金・税金 5件運転免許 4件役場での手続き3件その他30件令和元年度相談件数202件2 アイパル通信 2020 夏号