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概要

アイパル通信(2020年 春号)

 通訳ボランティア研修参加者は、災害多言語支援センターからの派遣スタッフとして、英語・中国語・やさしい日本語を使い、被災者役を演じる外国人参加者への情報提供や困りごとの聞き取り等を実践しました。ロールプレイ2019年度 災害時外国人住民支援事業 実施報告 (公財)香川県国際交流協会では、地震などの大規模災害発生に備え、災害時に外国人住民を支援するボランティアの育成のための研修や、外国人住民への防災啓発のための訓練などを、香川県からの受託事業として実施しています。今年度は、2月2日(日)に坂出市との共催で以下の訓練を実施しました。 午前の講義では、坂出市で起こる災害にはどんなものがあるか、坂出市危機管理室の職員の方から話を聞き、ハザードマップで避難所を確認したり、災害に関する日本語を学んだりしました。また、午後からは災害を疑似体験したり、救命講習を受けたりしました。1 外国人住民のための防災訓練体験講義?????????? ???????? ??●災害時の多言語情報伝達に関する研修会 香川県や近隣県で大規模災害が発生した場合の多言語支援センター開設を想定し、過去の災害時の例から、災害多言語支援センターが果たす役割や、情報伝達のポイント等について学びました。2 災害時における多言語情報伝達訓練避難所での情報伝達訓練●災害時通訳ボランティア研修(英語・中国語・やさしい日本語) 災害時に外国人住民とコミュニケーションを行い、支援にあたることができる通訳ボランティアの育成を目指して、実践的な研修を行いました。避難所での2者間コミュニケーションをテーマに、災害時の通訳ボランティアとしての役割等について学んだほか、言語別に分かれて基礎トレーニングやロールプレイ等を行いました。基礎トレーニング講師:NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会理事 柴垣禎さん 参加者全員が8つのグループに分かれ、一緒に非常食のカレーを食べながら交流しました。 グループ対抗で、災害に関する標識をあてるクイズにも挑戦。上位グループには賞品(非常食のうどん・パン)がプレゼントされました! 今回の防災訓練には、地元企業に勤める外国人社員や日本語教室の学習者等の参加がありました。防災について考える良い機会になったと思います。参加していただいた皆さんには、できることから実践してもらうだけでなく、同僚や友人にもこの経験を伝えてほしいと思っています。(司会担当:秘書広報課 檜垣さん) 今回の訓練は、坂出に住んでいる外国の方を対象とした防災訓練だったため、外国の方にも伝わりやすい「やさしい日本語」を意識して防災講演を行いました。日本人であれば簡単にできるのではないかと思いがちですが、意外と難しく、実践で利用するためには慣れが必要であると実感しました。良い経験をさせていただきました。(坂出の災害講座担当:危機監理室 庄野さん)?????????? ???????????? ?????????????????????? ??????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????4 アイパル通信 2020 春号