ブックタイトルアイパル通信(2019年 1月号)

概要

アイパル通信(2019年 1月号)

新しく就任した国際交流員を紹介します!初めまして！カナダのバンクーバーから来たシンシア・カーティと申します。「シンシア」と呼んでください！8月に香川県の国際交流員として着任しました。香川県は初めてですが、13年前にバンクーバーの美術大学を卒業した後、英語教師として働くため、1年間横浜と東京に住んでいました。初めて日本に到着した瞬間から、日本のことが大好きになりました。今でも、成田空港に近づく飛行機の窓から見た景色をよく覚えています。見渡す限り畑が広がっていて、夕焼けが空をピンク色に染めて、まるで天国に来たように思いました。日本の美しい自然だけではなく、日本人の優しさも私の心に深い印象を残しました。カナダに帰った後も、日本のことを考えるたびに懐かしくて、いつかまた日本に戻りたいと思い、大学に再度入学して日本語を専攻することにしました。そして今回、香川県で国際交流員として働かせていただくという形で、日本に戻るという私の夢シンシア・カーティ出身：カナダブリティッシュコロンビア州趣味：村上春樹の小説を読むこと、料理、ハイキング特技：ビリヤード、絵を描くことが叶いました。香川県に到着してからそれほど時間は経っていないものの、皆さんの温かい歓迎のおかげで、私はもう香川県を第二の故郷のように思っています。ここで国際交流員として県民の皆さんにカナダのことを紹介するとともに、香川県を巡り、香川の歴史、伝統や文化を学んだり体験したりすることで、香川に関する知識を深めていきたいです。そして、香川県の魅力を是非カナダの人々に伝えたいと思っています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします！初めまして！アメリカのメリーランド州ベセスダ市から来ました、オーガスト・ホールドリッチです。私は、国際的な首都、ワシントンDCで生まれ、その周辺の町で育ちました。中学校の時に色々な国から来た人と友達になったことがきっかけで、高校時代にスペイン語と日本語を勉強し始めました。その後、テキサス州にあるベイラー大学で言語学を専攻し、二年生の時に一年間、法政大学に留学しました。そしてますます日本の文化と生活が気に入ったので、日本語を副専攻しました。香川県で国際交流員の仕事をすることになり、本当にラッキーだと思っています。香川県では都会的な生活と田舎暮らしの２つが楽しめるし、瀬戸内海と山の風景両方が見られるし、食べ物は美味しいし、アートがどこにでもあるし…色々な理由からです。それに、時間が経つにつれて、電車が乗る人を待ってくれるような、大らかさがあることにも気づきました。秋になると、職場から自転車で帰るときに夕焼けを眺めることが何よりの楽しみになりました。香川県にいられる時間を有意義に活用し、帰国後には県の魅力を伝えられるよう、色々な場所に行ってみたいと思います。言語は交流と触れ合いの鍵だと思うので、国際交流員として、通訳や翻訳、語学講座などを通じて、香川県と世界各国との懸け橋になれるよう頑張りたいと思います。皆さん、よろしくお願いいたします！オーガスト・ホールドリッチ出身：アメリカメリーランド州趣味：旅行、歌、チェロ特技：アナウンサーのものまね南米交流次世代人材育成事業研修員を紹介します！ダニエル・メハイル出身：アルゼンチンブエノスアイレス州趣味：サックス、テニス特技：読書、料理初めまして。9月末に南米交流次世代人材育成事業の研修員としてアルゼンチンから来ましたダニエル・メハイルです。今回初めて日本に来ました。日本で日本語を学んだり、香川県の国際交流や多文化共生に関係する研修をしたりする機会をいただけてありがたいと思っています。アルゼンチンでは、大学で数学を専攻していますが、日本に来ることになったので休学しました。出発前、とてもわくわくしていましたが、不安がなかったわけではありません。香川県はどんなところなのだろうか、生活していけるんだろうか、と心配していました。しかし、香川県に着いた時、たくさんの人が出迎えてくれていたので、少し安心することができました。香川の第一印象は、静かで、おだやかで、心地よいということです。日本語の勉強はもちろん、旅行や人との交流など、日本にいる今だからできることを、できるだけたくさん体験したいと思います。半年という短い期間ですが、どうぞよろしくお願いします。アイパル通信2018冬号5