ブックタイトルアイパル通信(2018年 9月号)

概要

アイパル通信(2018年 9月号)

任期を終えた国際交流員よりごあいさつアン・ヴィシェヴィアンスキアメリカミシガン州出身JETプログラムに応募したとき、希望の地域の欄には敢えて何も書きませんでした。JETの面接で「寒さに強いです」と言ったので、北海道か東北に行くかもしれないと覚悟していましたが、まさかの四国・香川県になりました。予想外でしたが、今は「香川県でよかった」としみじみと感じています。翻訳依頼の原文に「多島美」という言葉をよく見かけますが、最初は読み方も意味も分かりませんでした。しかし、来県して2年経った今は瀬戸内海に浮かぶ、ぼこぼこした沢山の島々の風景が大好きになり、言葉の意味が理解できるようになりました。そして、その「多島の美しさ」が見える香川県が好きになりました。瀬戸内海のように穏やかでやさしい香川県の皆さん香には大変お世話になりました。いつも語学講座や理解川講座でアメリカについて聞いてくれたり、一緒に交流でしたりして、お互いの理解を深められたことがとてもの思嬉しかったです。私をすぐ受け入れてくれて、親しくい接してくれました。ただただ感謝の気持ちでいっぱい出です。香川県には、昔からのお接待文化の思いやり・親切さが残っていると思います。日常生活には人間関係はもちろん大事ですが、毎日食べる食事もとても大切です。太くてコシの強い讃岐うどんはもちろん、新鮮な海の幸、甘いさぬきひめ、鮮やかな金時人参、可愛いおいり、小豆島のもちもち生そうめん、うどん屋さんで一年中食べられるおでんなど、とても美味しい食べ物も楽しむことができました。県の国際交流員として香川県を海外にPRするつもりでしたが、外国人がすぐに香川県の魅力を認めるのに比べ、地元の人のほうが香川県の良さに気づいていないように感じました。香川県の皆さんにも、もっと香川県の美しい風景、美味しい食べ物、アート、面白い歴史や習慣を知り、誇りに思い、「香川県民でよかった」と感じてほしいです。香川県から離れるのはとても寂しいですが、次のステップに進む勇気を与えてくれたのは香川県で出会った方々です。Thank you for everything!またお会いしましょう！国際理解講座お遍路体験可愛すぎる大槌島ジョナサン・マッカーリーアメリカテネシー州出身去年の8月はわずか1年前なのに、もう遠い昔のようです。1年前の私は香川県について何も知りませんでした。香川県の存在さえ知らなかったのです。JETプログラムの担当者からの電話を受けた時、「香川県に行きたいですか？」と聞かれて、「もちろんです！」と即答したものの、心の中では「ええ？香川県ってどこ？調べよう！」と思いました。その検索結果は、もちろん、うどんのことばかりでした。私はそんな状態で香川県に来たのです。日本に来るのは5年ぶりで、香川県に来るのは初香めてでした。川しかし、来てからすぐに分かったことは、香川県はうどんでのだけじゃなく、色々な楽しいことや美味しいもの、そして、優思しい人たちもたくさんいるということでした。い特に、私の英語講座に毎週参加してくれた生徒さん、本当に出ありがとうございました。香川に来たとき、私は講師としての経験が全くない初心者でした。今も学ぶべきことは多いですが、皆さんのサポートのおかげで、ある程度の自信がついて、多くの楽しい時間を過ごすことができました。みんなと手作り弁当を食べたり、心温まる会話をしたりしながら、美しく咲いた桜を見たことは、一生忘れられない思い出です。また、お遍路体験も深く印象に残っています。私は5つのお寺を訪れましたが、死ぬまでに残り83のお寺にも絶対に行きたいと思っています。国際交流員としての任期は終わりましたが、私の香川県での冒険はまだまだ続きます。今後は丸亀市の学校で英語を教えながら香川県のすばらしさをもっと味わうつもりです。皆さん、今まで本当にありがとうございました！遠くに行くわけではありませんので、ぜひ、またお会いしましょう！国際理解講座餅つき体験小豆島での手延べそうめん体験「アイパルポットラックランチ」を開催しました！6月23日（土）日本人24名、外国人20名の参加者が料理を持ち寄り、色々な国の食べ物を楽しみながら交流しました。中国の踊りの披露や、景品を賭けた中国語でのじゃんけん大会も行われ、大変盛り上がりました。（参加者の出身国と地域：日本、アメリカ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、中国、香港、カザフスタン、ブルンジ、南アフリカ、ペルー）アイパル通信2018秋号5