ブックタイトル高松市障がい者アートリンク事業

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概要

高松市障がい者アートリンク事業

げるよりも、知性や感性、魂の深さにおいて成長を遂げる事が重要な意味を持っていると考え、人と人、人と地域、人と自然が交歓し、あらゆる側面のつながりを恢復させることを活動のテーマと考えています。その鍵を握っているのがアートであり、そのポテンシャルを活かすことで新しい価値を創造できるとも言えます。表現においては、障がいや年齢はひとつの個性となり、彼らの自己表現から豊かな市民文化の創造が拡がることを念頭に、アートリンクを行ってまいりました。今年度から取り組んでいるこの事業は、同プロジェクトを発展させた試みとして行い、障がいのある人がアーティストとともに継続的に表現活動に携わることで、独自の発想や感性などを伸ばすとともに自己実現を促し、障がい者の社会参加、ひいては幅広い市民文化の創造につなげるのを目的に、障害福祉サービス事業所にアーティストの派遣を開始しました。高松市内の事業所数カ所に対し、絵画や造形、創作ダンスなど多彩なジャンルの芸術家が関わっています。2月の市役所ロビーでの報告展、3月の高松市塩江美術館での作品展示を通して、豊かな感性や個性をもつ障がいのある人たちとアーティストとの関わってきた軌跡を辿ることで、多くの皆様方と新たな価値・可能性を見出していければ幸いです。最後になりましたが、この事業実施に際し、お世話になりました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。田野智子(NPO法人ハート・アート・おかやま代表理事)2