ブックタイトル高松市障がい者アートリンク事業

ページ
28/32

このページは 高松市障がい者アートリンク事業 の電子ブックに掲載されている28ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

高松市障がい者アートリンク事業

です。障害があるためにコミュニケーションが不十分で生活しにくいことがありますが、やはり、彼らにとって、アートは素晴らしい空間です。人と人との繋がり。紡いでいくことの可能性。ひとり一人の魅力が大きく拡がっていくことを今後も楽しみにしたいですね。とこないせいか、利用者にとって2時間のワークショップは長く休憩をはさんでも飽きてしまう子もいて、後半はいつも少しだれてしまった感があったように思います。今回、形になった演奏が果たしてどんなものになるのかワクワクしています。(特定非営利活動法人ほのぼのワークハウス内山幸代)(障害者支援施設ウインドヒル松原正子)★地域活動支援センターライブサポートセンター★障害福祉サービス事業所ほのぼのワークハウス音楽教室がスタートしたのが、ちょうど施設のイベントの多い時期に重なったこともあり、ときに作業の納期を気にしながらスケジュールをこなしていく日々になりました。利用者たちは、日常の作業では対外的に責任のある仕事をしていることを意識し、ルールを守ること、指示通りがきちんとできることを要求されますが、音楽教室は自由な雰囲気で皆がのびのび参加できたことが良かったと思います。いつもは早々と諦めモードになる子もお手本通りの反復は難しいけれど、自分の好きなように打楽器を叩くのは楽しんで出来ていました。好きなミュージシャンの音楽を聴いたり歌ったりするのはみんな大好きなほのぼのの利用者たちですが、普段馴染みのあるような楽曲とはまったく趣が違い、われわれ職員にとっても初めて触れる楽器での初めての音階の音楽、しかもオリジナル曲の制作~演奏は、戸惑いながらも面白い試みでした。ただ、成果が分かりづらくピン地域活動支援センターライブサポートセンターでは、これまで活動に楽器を使った演奏を取り入れたことがありませんでした。その理由の一つとして、ご利用者様が楽器演奏に興味を示しても楽器を教えるだけの技量のある職員がいないため、実現しなかったことがあげられます。そんな時、本事業があることを知り、楽器を教えていただけるのではあればと参加いたしました。初日のことを今でも覚えています。初めて見る楽器を前にして本当に演奏できるのか不安になったことを・・・。しかし、岩本先生の工夫により、ご利用者様はもちろん職員もあっという間にとりこになってしまいました。その後も参加者の主体性を発揮できるように御指導いただきましたので、とても人気のある活動になり、ガムラン教室に誘い合って参加されるご利用者様の姿も見られるようになりました。これからも芸術に触れる機会を増やしていきたいと思います。(地域活動支援センターライブサポートセンター照下善則)26