ブックタイトル高松市障がい者アートリンク事業

概要

高松市障がい者アートリンク事業

エピソード02毎週行って絵を描いたり、創作活動したりしていると、時々施設のスタッフが覗きに来られます。大概、皆さんびっくりした様子。担当の方が、「いつもと違うでしょ～」と言っておられるのを聴いていると、私には普通の光景に思えることも、日々関わっている人から見ると違う風に見えるのかなと感じます。そして継続的に通っていくうちに、様々な人がそれぞれの視点で関わることで、ウインドヒル一人ひとりの中にも色んな面があるのだということに気付きました。施設の日常では使わない様な色々な画材を持って行き、「自分が描きたいものを自分の好きに描いていい」という時間は、彼らにとっても楽しいことなんだと改めて思いました。一緒に描いていて、突然ツボにはまったのか爆笑し始める人がいたり、それまでとは違う表現を急に始めたりする人が出たり。行く度に予想外のことが起こるのが面白くて、私にとっても凄い刺激になります。