ブックタイトル高松市障がい者アートリンク事業

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概要

高松市障がい者アートリンク事業

夏のワークショップの時“ライブサポートセンター音頭”という曲をつくりました。みんなで歌詞の元となるワード、メロディーを出し合い僕がまとめて仕上げました。かけ声、手拍子を入れガムランで伴奏します。1番ライブサポートセンターコトデンガタンゴトンオカモトマツリダワイワイLSC2番ライブサポートセンターゲンチャリブィーントオカモトチョウカゼヲカンジルLSC2014年最後のワークショップの日、“マカシ(インドネシア語でありがとう)2014“という曲をみんなで即興的につくりました。繰り返しフレーズ“マカシ2014”の後に2014年にマカシと思ったことを音に乗せてそれぞれ発表するという形にしました。ある参加者は“ドラム楽しい!”と言いました(ワークショップではガムランに限らず色々な楽器を使用しています)。またある参加者は満面の笑みで“元気になった!”と言いました。心に残った瞬間でした。毎回参加するメンバーが定着していなかったので、目標を立て経験を積み重ねて行くことが出来なかったのは残念でしたが、結果として長期的な作品制作指向ではなく一回完結型のワークショップを毎回行うという形になりました。その時々に現れた面白いパフォーマンスやひらめき・音の昂揚感は、その時その場に居た人しか体験し得ないものでした。刹那の芸術である音楽のすばらしさであり、はかなさであったと思います。成果を舞台上で発表という形まで持って行けなかったのは心残りですが、工夫次第では方向性を変え毎回録音し音源として作品を残すなど出来たなというのが反省でありました。12