ブックタイトル高松市障がい者アートリンク事業

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概要

高松市障がい者アートリンク事業

アートリンク02障害福祉サービス事業所かすがの里・あじさい(社会福祉法人ナザレの村)高松市春日町1291-1×清水直人(美術家)障がいのある人が地域の中でありのままに暮らしていけるよう、作業活動や就労支援、日常生活支援を行っているこの施設に、美術家の清水直人がやって来ました。毎回、大きなテーブルを囲んで、参加者たちは、自由な作風の平面作品を創っています。作品をもとに清水直人がデザインして、事業所で作っているクッキーやパンなどの製品を紹介するパンフレットやシールを制作しました。また、近隣の保育園とともに、立体造形作品をつくり祭で披露しました。ワークショップの内容7~10名の参加者は、大きなテーブルにぐるりと座り、クーピー、クレヨン、色鉛筆などを手に、自由に描いています。個人の筆圧や描く所作によって、僕は画材を勧めたり、声かけをしたり。出来上がる作品も、まちまちで、1~8枚の作品が積み上がっていきます。自然体でやって来る方の嗜好、その時に描きたいモチーフ、心情が最も引き出せるように、テーマの設定の有無やコミュニケーションを図ってきました。一見、反復されているように映る描画も、重ねていく中で、描画される線や色などに変化を発見し、表現の充実や拡張を行っています。7